2011年7月1日金曜日

アニメーターのための本紹介 「マスターショット100」

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術



ショートムービーの監督かつ脚本家のクリストファー・ケンワーシーさんによる撮影術の本(長編映画の監督もされているそうです。
「決定的なパンチ」や「初キスの場面」の撮影の仕方など非常に実践的な内容です。
「ファイトクラブ」などの有名作品を例にとって、カメラアングルの例を紹介してあり、かつPOSERという3Dソフトで再現していて、どのへんいカメラを置けばいいのか、具体的に学ぶことができます。

僕は、日本のCGムービーは、なによりカメラがいけないと思っています。
特にゲームムービーで顕著で、たとえばblizardのムービーと日本のゲームムービーでここ数年ぐんとクオリティが離れた理由のひとつがカメラワークだと思います。
特にうまいのがこのassasincreedシリーズ

最新作のトレーラーは↓でみれます
assasins creed

質感の問題やらアニメーションの問題は予算の問題です。予算の問題はしょうがないです。そりゃあ予算は日本と海外の予算は違うさ。
でも、見てください!このサブタイトル「低予算映画を大作に変える撮影術」
低予算でも世界のみんながんばってるんだ!

ちょっとしたことでぐんと「映画」っぽくなるので、ぜひ!CGの世界に足を踏み出した方は、カメラを勉強してみてください。そして、いっしょに日本のCGムービーの底上げをしていきましょう!

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